Particular木佐木のこだわり

自然環境との
繋がりを大切に
「最適な空間づくり」

たとえば、無垢も木材の床にふれたときの心地よい足触り。無添加素材の塗り壁ならではの、快適な空気環境。そして長く住み続けるほどに時間が経って味わいを増す、本物の木の風合い。自然との調和は、私たちの「快適な空間づくり」において、もっとも大切な要素です。

また、家づくりのこだわりは、家族ごとに異なります。だからこそ私たちはライフスタイルや家族構成、趣味嗜好…すべての情報を丁寧にヒアリングした上で、工夫やアイデアを凝らし、最適な空間を提案します。自然素材の魅力を最大限引き出し、家族の想いをかたちにします。

そうして完成した住まいは、住み続けるごとに愛着が湧く、本物の木の家。20年後、40年後、さらにその先まで…次代まで受け継がれる家づくりが、木佐木建設の信条です。

自然と暮らす
素材へのこだわり

私たちはまず木にこだわります。「地元で育った良質の木材」にこだわり、使うのは主に「小国産」と「八女産」の50年~60年かけて育てられた木材です。地元に根を張り、長い時間をかけて育てられた木材が、もっともその土地の風土に適しており、長く愛される家を実現できるからです。

丁寧に管理され育てられた質の良い木は歪みが少なく、美しい年輪を刻んでいます。一目見ただけで、その木の内側の品質が分かるのも職人の技。信頼できる生産者さんと直接契約し、私たちが長年の経験で培った目と手で、間違いのない木だけを厳選しています。

また、木材だけでなく、壁の内部の断熱材や、仕上げに使う塗装も天然素材のものを使っています。目指すのは、家族みんなが居心地よく、すこやかに末永く暮らせる家。そのために家づくりの素材にはとことんこだわり、自然から生まれた良質の素材を使用しています。

Oguni cedar熊本県産 小国杉

阿蘇山の裾野に広がる熊本県小国町で、およそ250年前から存在する小国杉の森。「ヤブクグリ」と「アヤスギ」の2種類からなる小国産の杉は、いずれも地域のシンボルであり、高い強度を誇ります。国立林業試験場での地域材強度試験においても、木造設計基準数値を大幅に上回る数値を記録しています。

小国杉を建材にするには、温泉の蒸気を利用した地熱乾燥を行います。自然乾燥に近い60℃前後でのゆるやかな乾燥は、木にストレスをかけず、真新しい木肌はうっすらとしたピンク色で清々しい香りをはなちます。それが時を経るごとに深いアメ色・琥珀色へと変化し、さらに味わい深くなります。暮らしに寄り添い、家族とともに成長する丈夫な家を実現します。

Yame cedar福岡県産 八女杉

福岡県で最大の森林面積を持つ八女市は、江戸時代から続く伝統的な林業地です。ここで50年以上の年月をかけて育った八女杉は、赤みが強くしっかりと目が詰まっており、「美林の八女杉」と呼ばれているほどです。この美しさゆえに、八女市内では現在もなお木工細工や伝統工芸が盛んな地域です。

また、強度と粘り強さも併せ持っており、建築資材としても最適です。八女杉は、自然に近い状態で時間をかけて乾燥させる方法で加工しています。木材の水分が落ちて強度が増す秋~冬に伐採された丈夫な八女杉を、3ヵ月~半年かけて乾燥させます。空や風などの自然の力を活かして、じっくりと最適な状態に育てられた建材です。

高千穂シラス

高千穂シラスTakachiho whitebait

高千穂の大地に堆積した火山灰・高千穂シラスは、いわば古代の大地であり、化学物質を一切使わない100%の自然素材です。サラサラとした砂のような粒子で、独特な微粒子構造を持ち、シラスの主成分である珪酸は除湿剤の主原料としても使われています。安心・安全な自然素材でありながら、優れた調湿効果と消臭効果があり、室内を常に清浄な空気環境に保ちます。劣化にも強く、長寿命・高性能な建材です。

デコス断熱材

デコス断熱材Heat insulation material

「デコス」では新聞社の試し刷りや、回収した新聞紙を細かく繊維状に加工した断熱材「デコスファイバー」を利用した、地球にやさしい断熱工法です。「デコスファイバー」は、断熱材本来の性能である断熱性に高い効果を発揮します。

冬は暖房した室内の熱を逃さず、夏は外部からの熱の侵入を抑えます。家の中の温度差や、床面と天井面の温度差も少ないので温度のバリアフリーを実現します。また、吸放湿性に優れています。つまり、梅雨時のようにじめじめとした時期は空気中の水分を吸収し、冬のように乾燥している時期は吸収した水分を放出。このように室内の状態に合わせて湿度を調節してくれます。